授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第11回 6月28日

第11回目の講義では、雲中さん司会のもと、チラシ・ポスターの最終案が検討された後、イベント内で行われるレクチャー、ツアー、視点の共有の具体的な内容に関して議論が交わされた。
まず、チラシ・ポスターについては最終確認を行い、表現が適切かどうか細部まで検討された。これまで何度も話し合われてきたので、全員が納得するものに仕上がった。これから最終点検し、博物館ホームページ、Facebookにアップされるのが楽しみである。また、申し込み後の返信フォームの確認も行い、参加者がスムーズにイベントに参加できるよう、過不足なく情報のやり取りができているかという点に留意した。
次にイベント内で行われるレクチャーのスライド内容について議論を交わした。建築物としての博物館を紹介する調査班と、博物館の建物の歴史や思い出を紹介する取材班が、お互いのスライド案を確認した。重複する部分もあったことから、今後どのように折り合いをつけるのかも検討する必要がある。
ツアーについては、当日の役割分担を決めた。ツアーで解説する以外に、タイムキーパーを担ったり緊急時に対応したりする人を配置することになった。取り組むべきことを明確にし、当日自分たちがどのように動くのかについて考えさせられた。
最後に視点の共有の具体的な内容について議論された。濱崎さんからおおよその進行の流れが提案され、それを基に意見を出し合った。特にツアー参加者が撮影した写真に対するコメントカードは、具体的にどのように用いるのか、回収した後参加者にお返しするのかについて、様々な意見が交わされた。今回の講義中にはまとまらなかったため、議論は次回以降に持ち越しとなった。
最初のイベント日まで講義はあと2回となった。時間が少なくなってきたが、参加して下さる方と過ごす時間をイメージし、着実に準備していきたい。
遠藤優(理学部生物科学科生物学専修分野3年)


視点の共有についての議論が進む


グループ別のツアーのコースを検討


各班の今後のタスクを確認


卒業生から聞き取ったエピソードをマッピング