授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第8回 6月7日
第8回の講義では進行について話あった。前回に①企画の目的②開催日程、計画、広報、募集について大枠が固まってきたので、司会の渡辺さんがまとめた進行案に沿って検討を進めた。
- 目的
企画の目的をはっきりさせる。建物か?博物館か? 意見として博物館以外も含めると他の建物を見る目が変わるのでは。北大総合博物館の魅力をアピールする。に異論はなかった。
- コンセプト
中世の建築様式への理解をベースとし、タイムトラベルへと導き、大切なのは視点を共有すること。即ち、「見方」を共有することにある。
最初に行う説明時にスライドで流れを参加者に理解してもらう。
- 企画の概要
日時を分けて、昼・夜と2回実施するが、いろいろな意見が出て案が深まっていった。その結果として夜の部は18時開始とし、いずれの回も延長を可能とする。
引率の範囲を館内のみか館外も含めるかは時間の関係もあり結論には至らなかった。
- 広報の方法
WEBページ、Facebookによる。
- 企画タイトル
濱崎さんの提案をベースに山本さんが『めぐる建物 感じる歴史 みんなのまなざし再発見』という素晴らしいタイトルを考えてきて下さった。このタイトルを表しているポスターでの写真について沢山の活発な意見が飛び交った。全員の納得はタイトルラベルの色合いが濃いデザインがよいとの反応だった。もう一つの視点の共有を強調したコーヒーカップのデザインも捨てがたく次回への課題となった。
- ポスター・チラシに掲載する情報
企画タイトル、対象者、場所、主催,概要、持ち物、当日の流れまたはコンセプト、先着順、定員、参加費、問い合わせ先。
人目を引くデザイン、主旨が分かることに留意。
- 博物館にお願いしたいこと
広報の協力、応接室の見学、アインシュタインドームの回遊
- 申込方法 mailによる
- 目的が達成された事をいかに評価するか
アンケート調査、参与観察、追跡調査(検討中)
- 今後、建築の先生にレクチャーをお願いする。
近藤喜十郎(文学研究科人間システム科学講座 地域システム科学専攻 修士課程2年)
メンバー達が注目した建物。外壁タイルはリニューアル後も創設時からの趣を残している。