授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第9回 11月22日

秋タームが終わり、授業も折り返しとなった。今回は藤川君が京都のお土産として、琥珀糖を持ってきてくれた。和気あいあいとした雰囲気で、琥珀糖をきっかけに話が膨らむのを眺めながら、「お土産をきっかけにしてコミュニケーションが発生するというのはこういうことか」と実感した。
今回は、ノート・鉱石キャンドル・マスキングテープの各班が、前回の企画案をブラッシュアップさせたものを持ち寄り発表した。前回の課題であったデザインを可視化してくることはもちろん、アンケートを取り消費者のニーズを調査した班もあり、議論は細部に及んだ。企画書の提出予定日が差し迫っている中、商品化までの道筋が明確になっているかなどの観点から、商品の候補を鉱石キャンドル・マスキングテープの2種類に絞り込むことにした。
次回は博物館の先生方やショップの関係者にお見せする企画書を持ち寄って読み合わせを行う。2つの班で文章の体裁を揃え、提出できる状態になるようブラッシュアップしていく予定だ。
酒井友里(生命科学院 修士1年)


ブラッシュアップされた企画案やアンケート分析。授業時間以外にも検討を重ねた。


デザインに込める思い、実現可能性など多角的に議論


藤川君からのお土産は京都の秋