授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第5回 10月25日

朗らかな秋日和に恵まれた第5回目の授業では、色づいた木々を眺める人々で学内がにぎわうなか、受講生一同も陽気に誘われ、大野池の前で集合写真を撮って頂いてから授業に取り組むことになった。授業も回を重ねるごとに受講生同士の距離が縮まっており、今後忌憚のない意見が飛び交う活発で創造的な議論が行われてゆくことだろう。
前回の授業では各自が持ち寄った企画を発表することに時間の大半を費やし、そこから議論をする時間を十分にとることができなかった。そのため今回の授業では、まず前回話しそびれたグッズ案への意見及び前回の授業から新たに考えた案を述べる時間がとられた。その後、今回新たに出された1案を加え合計13案となった企画案をいくつかの基準で分類した。それぞれの案をコンセプトやターゲットを軸に話すことでグッズの性質が浮かび上がった。最終的にはその分類をもとに4つのグループを作り、受講者が希望するグループに分かれて話し合いを始めるところまで活動を進めることができた。
次回の授業ではグループごとにこれまでの案をより発展させたものを発表するところから始める。授業時間以外の時間も使いグループで優れた案を作成することに励みつつ、他のグループの発表を楽しみにしたい。

杉谷紬(文学部3年 ヨーロッパ・アメリカ文化論コース 芸術学講座)


秋のキャンパスで