授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第12回 7月5日

今回の授業では、学生がそれぞれ授業外で行ってきた作業の報告と、当日の細かい動きの調整を行った。

まず、当日参加者に作成してもらう植物標本の試作を担当した係が、試作中に気がついた点や、植物学の高橋英樹先生から伺ったお話について報告した。この報告をもとに、受講生全員で当日の時間配分を見直し、新たな役割分担を行った。また、同時に当日必要となる物品の洗い出しをした。また、イベントの最後に行われる、参加者による発表会についても、今までは漠然とした予定のみで、受講生それぞれが異なるイメージを抱いていたが、今回の話し合いでそのイメージを共有し、より具体的な計画を話し合うことができた。今後は、班ごとに展示解説のプランを練ったり、植物採集の際のルートマップを作成したりする必要がある。またイベント前最後の授業である来週7月13日には、当日行うプレゼンテーションと解説プランの確認、そして野外フィールドワークを行う予定だ。そして前日にはリハーサルを行う。
イベントまで残り2週間を切った。授業においても、また授業外の各係の準備においても、今まで見落としていた課題を発見し、その穴を解決していく作業が続いている。当日のイベントでトラブルがなく、かつ参加者に楽しんでもらえるよう、受講生全員で準備していきたい。

(文学研究科 北方文化論講座 修士1年 青木彩峰)

 

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企画準備の細部に全体にとチェックが続き、対応が決まっていく