授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第10回 12月7日

今回の講義では、北村さんの進行のもと、講義の冒頭と最後15分間に全体での打ち合わせを行い、それ以外の時間は12月9日の企画書の締切に向けて、全グループで企画書の最終検討を行った。
冒頭の打ち合わせでは、トランプ班から絵柄として用いる標本の種類についての意見が聞きたいとのことで、トランプの各レーンに用いる標本の種類やJOKERに用いる標本についての意見集約が行われた。その後、各班に分かれたグループワークとなり、企画書の詰め作業が行われた。

以下に、各班の進捗状況を記す。

◎トランプ班

企画書の文章についてはほぼ完成したが、トランプの数字面に用いる絵柄のデザイン案が固まりきっていないため、冒頭の打ち合わせの際に出た意見を参考に再検討した。

◎トートバッグ班

企画書についてはほぼ完成したが、バッグに取り付けるタグのデザインやレイアウトを再検討した。

◎USB班

企画書の文章校正を主として行った。デザインについてはほぼ完成しているが、その正確性について、古生物学を専門とする教員や大学院生に確認を取っている。修正点がある場合はそれに応じてデザインを変更する。

◎ハンドタオル班

20案以上あったデザイン案を班内で半分以下に絞り。絞りきれないものについては受講生全体で多数決を取り、更に絞り込んだ。結果的に2つのデザイン案に絞られたため、企画書には双方のデザインを載せ、博物館教員の方々の意見を伺うこととした。その他、付属品の解説書の細かいレイアウトについても話し合った。

 

そして最後の15分間で行われた打ち合わせの中では、ハンドタオル班が班内で絞ったデザイン案を更に絞るために、受講生全体で多数決を取り、人気の高いデザインを確認した。また、トランプ班からは企画案が通った場合、トランプに用いる標本の撮影・調査が本格的に必要になるため、手が空いた方は手伝ってほしいと受講生全体に依頼がなされた。

ミュージアムグッズ開発の大きな山場を迎え、受講生全員が真剣な表情で検討を進めた。

(理学院修士1年 手島駿)

towel
ハンドタオルのデザインを20案以上並べて検討