私たちの祖先はどこから来たのでしょうか?そして、どんな暮らしをしていたのでしょうか?

考古学とは、遺跡から出土した「遺物」と、その土に残された痕跡である「遺構」から人類の過去を復元する学問です。遺跡にその遺物や遺構が残された背景には、何らかの理由があるはずです。推理小説の名探偵のように、考古学者は断片的な証拠をつなぎ合わせてその謎を解き明かそうとしています。

 

遺物には土器や石器といった人工物のほか、貝や骨、植物の種、炭化物なども含まれます。遺物から人々の生活を復元する証拠を見出すためには、詳細な観察が欠かせません。さらに、部分的に破壊してその内部の原子の組成やDNAの塩基配列、組織の構造を調べることで初めて明らかになる事実もあります。

 

当館に収蔵されている遺物とその分析成果を通して、古代の人々の生き様に思いをはせてみてください。