【11月11日開催】2023年度第8回土曜市民セミナー「北海道の首の短い大型首長竜:プリオサウルス類 」


イベント詳細


土曜市民セミナー、2023年度第 8回目の開催が11月11日に決定いたしました。

・開催時間 13:30~15:00(開場 13:00)

※参加無料・当日先着順・定員50名

 

第8回目は総合博物館 資料部研究員の越前谷 宏紀さんが講師を努めます。

「北海道の首の短い大型首長竜:プリオサウルス類」

首長竜は、三畳紀後期〜白亜紀末の海に生息していた爬虫類の仲間です。首の長い種類が有名ですが、首長竜の仲間には首が短く顎の大きなプリオサウルス科もいました。体長は数mから十数mだったと推定され、肉食で恐竜時代の海の頂点捕⾷者の一つと考えられています。プリオサウルス科の化石は日本では道内4か所で発見されており、北大総合博物館所蔵の羽幌産のプリオサウルス類は、白亜紀後期のチューロニアン(約9,000万年前)という時代のもので、上顎の一部、椎骨や十数個の肋骨片など、多くの部位が発見されました。今回のセミナーでは、このプリオサウルス類の化石の研究から明らかになったことを紹介します。

※感染症対策のため、会場の換気と消毒についてご理解賜りますようお願いいたします。