【開催延期】 3月7日開催 バイオミメティクス市民セミナー・対話篇(第99回)アントロポセン(人新世)とバイオミメティクス その6:コミュニティ


イベント詳細

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コロナウイルスの感染拡大の状況を考慮し、3月7日に開催を予定しておりましたバイオミメティクス市民セミナー・対話篇(第99回)アントロポセン(人新世)とバイオミメティクス その6:コミュニティは開催を延期と致します。
新たな日程は決まり次第ご案内いたします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。


なぜ環境保全はうまくいかないのか?
半栽培とコモンズから考える

宮内 泰介 先生(北海道大学大学院文学研究院 教授)

環境保全を進めるには、科学的な知見に基づいて利害関係者(ステークホルダー)が協働で進める、というのが現在世界的にも標準的な手法とされています。しかし、一方で、それだけではうまく行かないことも数多く報告されています。なぜ環境保全はうまくいかないのでしょうか。どうすればうまくいくのでしょうか。私は、国内外のさまざまな事例を現場で調査しながら、そのことについて考えてきました。今回は、人と自然との相互作用(半栽培)や地域で共同でかかわるしくみ(コモンズ)、さらには環境保全に求められる「順応性」というものに注目しながら、環境保全を進めていくための視点について考えてみようと思います。

 

<略歴>

1991年 東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学

1994年 福井県立大学経済学部専任講師

1996年 福井県立大学経済学部助教授

1997年 北海道大学文学部助教授

2008年 北海道大学大学院文学研究科教授

現在 北海道大学大学院文学研究院教授

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