没後80年記念展 比田井天来 北海道大学総合博物館-書・拓本-所蔵コレクション
≪近代書道の開拓者≫あるいは≪現代書道の父≫と称される書家の比田井天来は、1872年(明治5)、長野県北佐久郡(現在の佐久市)に生まれ、1939年(昭和14)に68歳で亡くなりました。2019年は天来没後80年になります。
天来の北海道への影響はとりわけ大きく、札幌の北九条小学校を卒業した帯広出身の桑原翠邦や、若き日に札幌の北光小学校の教員を勤めた松前出身の金子鷗亭、札幌・東京で活躍した根室出身の石田栖湖などの有名な書家を育てました。
今回は北海道大学総長室蔵の天来書「六曲屏風」や、北大出身の札幌の書家・金津墨岱旧蔵(現・北海道大学総合博物館蔵)の貴重な拓本類、「孟法師碑」「鄭羲下碑」の半紙臨書(肉筆)の傑作などを公開いたします。
会 期:2019年1月16日(水)~2月17日(日)
会 場:北海道大学総合博物館 1階企画展示室
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)、1/19・1/20臨時休館
備 考:入場無料
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