第1回ミュージアム・カフェ 金曜ナイト・セミナー「利尻・礼文の植物保全研究 – 人間はどこまで自然に手を出せるのか – 」


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礼文島の絶滅危惧種レブンアツモリソウは、当初は盗掘による危険が高かったのですが、最近は植生遷移による自生環境の悪化が問題とされています。共生菌培養法が確立したため、育成したレブンアツモリソウ苗を現地に移植しようという考えも出されています。
一方、利尻島のリシリヒナゲシでは、現地に「リシリヒナゲシ」とされていた種子をまいた所、これが自生のリシリヒナゲシとは遺伝的に異なる別物であることが判明しました。このため新たに定着した「リシリヒナゲシ」の除去作業が続けられています。
私たちは絶滅危惧種の保全活動において、どこまで自然植生に手を加えることが許されるのでしょうか、考えてみましょう。