二回目の博物館の楽しみ方

北大総合博物館は魅力ある展示物にあふれており、一度の来館だけで満足してしまうのは少々勿体ない。ただ見学するだけではない博物館の楽しみ方を提案し、再び博物館に訪れてもらうことを目的に映像を作成した。映像の特徴は、人物が博物館の展示をスケッチしている場所が、同ポジションで次々と移り変わる点である。首の動きのコマを飛ばすことで、スムーズに映像切り替えが行えるようにした点と、実際に展示物をスケッチしたものを表示した点を工夫しました。当初の企画構想は目的が曖昧であり、実現したい映像技術のみが先走るものであったため、中間発表で他の受講生から頂いた意見等を元に、構想と目的を一から練り直した点が最も苦労しますた。映像をとる前に、誰に対しての映像なのかを詳細まで詰めることが重要であることを新たな知見として得ることができました。曖昧な構想の恐ろしさを学んだので、今後は企画書の段階に最も時間を割き、ロケハンを行って入念に準備をしてから映像制作に取り組みたいと思います。

2016.09.15

タイトル 二回目の博物館の楽しみ方
制作者 日下 葵(理学院修士1年)
カテゴリ授業制作映像
制作年度2016年度