【3月11日開催】第10回土曜市民セミナー「外来種対策の現状と課題-アライグマ対策を中心に-」
本来の生息地以外の地域に人間の活動を介して持ち込まれた外来種は、生物多様性や生態系サービスのみならず、農林水産業等の経済・産業ならびに人間の健康や日常生活にまで悪影響を及ぼす存在として、近年注目されて管理が強化されてきています。しかし、その危機感に反して、実際の外来種管理は思うようには進んでいないのが現状です。外来種対策というと生物学的問題と考えられることが多いのですが、有効な対策構築のためには人間社会の特性も考慮した対策が必要となります。今回のセミナーでは、北海道をはじめ全国に定着したアライグマ対策を中心に、外来種対策の現状・課題・展望について考えます。
日時 | 2017年3月11日(土)13:30~15:00(13:00頃入場開始) |
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講師 | 池田 透(北海道大学 大学院文学研究科) |
備考 | 入場無料・申込不要・座席数80(満席の場合は立ち見となりますのでご了承ください) |
お問い合わせ | 北海道大学総合博物館 |