【報告】ホームカミングデー2014 in 北大総合博物館

北海道大学では、9月28日(土)に、本学同窓生などををキャンパスにお招きして交流を深めていただき、本学の今を知っていただく「北海道大学ホームカミングデー2014」を開催しました。総合博物館では、企画展「学船 洋上のキャンパスおしょろ丸」に来場される卒業生が多く、中谷宇吉郎展示ガイドツアーにも多くの方がご参加下さいました。

また、一昨年・昨年に引き続き、北大ミュージアムクラブMouseion * の学生達が展示解説を行いました。担当したのは、次の4名で、それぞれが関心のある分野、専門に学んでいる分野の解説を行いました。

「氷の海の民のお話」(岸百合子・文学部3年)

「未来を担う新たな燃料〜バイオマス燃料〜」(岩崎峻・水産学部2)

「北大の全人教育」(雲中慧・水産学部2年)

「牛」(井宮汀士郎・教育学部1年)
いずれの回も、卒業生やさまざまな年代の来館者の方が熱心にご参加下さり、学生が活躍する大学博物館らしい取り組みとして、ご好評をいただきました。解説終了後にも質問や感想をお寄せ下さったり、卒業生からは当時の学生生活についてもお話していただき、展示室で和やかな交流の場が生まれました。

解説シナリオの作成、博物館教員らによるシナリオの監修、ビデオレッスンなどを通したコミュニケーション方法の検討など、準備を重ねてきた解説者達に、大変励みになるお言葉を多くいただきました。ミュージアムクラブの他メンバーが、解説者をサポートし、解説の場づくりに貢献しました。

*北大ミュージアムクラブMouseionは、2011年度の大学院共通授業;「博物館コミュニケーション特論」を 受講した大学院生達が発足させた総合博物館を拠点に活動する北海道大学の学生グループです。 総合博物館が活動を支援しています。現在は学部1年生から大学院生まで、20数名の学生が所属しています。ミュージアムマイスターの一部も参加していま す。発足した2011年度より毎年北大元気プロジェクトに採択され、大学から支援を受けて活動しています。