【7月21日開催】新鉱物「北海道石」など展示鉱物標本の蛍光観察会

「北海道石(ほっかいどうせき)」は2023年1月に認定された新鉱物で、北海道河東郡鹿追町及び北海道上川郡愛別町で発見されました。天然では希少な有機鉱物の一種で、紫外線照射下で美しく蛍光する鉱物です。

北海道大学総合博物館では、「北海道石」研究グループから特別に寄贈していただいた北海道河東郡鹿追町産有機鉱物標本(北海道石、カルパチア石、ビチューメンを含むオパール)を9月3日(日)まで期間限定で、総合博物館3階常設展示室「鉱物・岩石標本の世界」において展示しています。

総合博物館でも開催されるカルチャーナイト2023に合わせて、7月21日(金)17時から21時まで、「北海道石」をはじめ、展示室内の展示鉱物標本に紫外線を照射し、蛍光の様子を観察するイベントを開催します。

紫外線照射による新鉱物「北海道石」を含む鉱物標本の見た目が変化する面白さや美しさ、そして地球の神秘を感じていただける貴重な機会です。併せて、このような貴重な標本を保全し後世に継承するために、博物館に収蔵・保管する意義と重要性を少しでもご理解いただければ幸いです。

開催日時:2023年7月21日(金)17時~21時

開催場所:北海道大学総合博物館3階「鉱物・岩石標本の世界」

無料、事前申し込み不要。現地スタッフの誘導・案内に従ってご観覧ください。状況に応じて、イベントの開始時間を早める場合があります。

 

北海道石(上2つ)、カルパチア石(右下)、ビチューメンを含むオパール(左下)の蛍光の様子