2022夏 新・学生企画ミュージアムグッズ「ゾウ&マンモス風呂敷」「発掘!ランダムシール 古生物&土器」販売開始

北海道大学大学院の授業「博物館コミュニケーション特論 ミュージアムグッズの開発と評価」では、毎年、学生達による総合博物館オリジナルのミュージアムグッズが企画開発されています。
2021年度のこの授業では2つの新しいグッズを開発し、ミュージアムショップぽとろとオンラインショップで販売されています。

「ゾウ&マンモス風呂敷」は、総合博物館で印象に残る展示物の一つであるマンモスそしてゾウをモチーフにした初めてのグッズです。黒地の風呂敷には、収蔵されているゾウとマンモスの原寸大の臼歯と、ゾウとマンモスの姿が、ポップなピンクとライトグリーン色で鮮やかにデザインされています。館内には2階のマンモスの原寸大模型の他に、2階の獣医学部展示室にはインドゾウの頭骨が、3階の古生物の部屋にはマンモスの臼歯が展示されています。風呂敷には専門教員の監修を受けて学生が制作した解説シートが同封されており、これらの標本に関して特に歯の生え方に注目した詳細な説明が施されています。
100センチ四方の大判サイズの風呂敷は標本箱も包める大きさ、旅先での衣類を包んでスーツケースに収めても便利です。水と汚れに強い「超撥水」仕様であり、濡らしたくないものを包んだり、レジャーシートや雨よけとして使用したり、災害時には水を運ぶバケツがわりに防災グッズとしてもご利用いただけます。

「発掘!ランダムシール 古生物&土器」は、3枚のフレークシールが入ったグッズで、くじ引き方式で購入していただく仕掛けになっています。モチーフはは古生物と土器で、デザインと色は全8種類です。
古生物シールは、博物館3階の古生物の部屋に展示されているニッポノサウルスとデスモスチルス、マチカネワニの骨格標本を3Dスキャンした正面と側面の画像から製作されています。
土器シールは、北海道大学埋蔵文化財調査センターと博物館に収蔵されている北大式土器とオホーツク式の実測図から製作されました。
いずれにも落ち着いたダークな色とファンシーなパステル調の色のバリエーションがあります。気軽に購入していただける価格設定とし、そしてくじ引き形式とすることで何が当たるか分からない楽しさを味わっていただきたいと企画しました。他に、「当たり」を引いた方には学生企画グッズ「博物館タンブラー」をさしあげます。
くじ本体のパッケージには、専門教員の監修を受けて学生がまとめた各標本の簡潔な説明が示されています。

 

   

■「ゾウ&マンモス風呂敷」
サイズ他:100 cm x100 cm  超撥水仕上げ
価格:5,500円(税込)

■「発掘!ランダムシール 古生物&土器」
サイズ他:全8種類(1点に3枚封入)の他、当たりシールあり。3cm四方・一部に長いシールもあり。
価格:各100円(税込)

2021年度理学院専門科目・大学院共通科目「博物館コミュニケーション特論 ミュージアムグッズの開発と評価」
担当学生:安達寛子(生命科学院)、池田柊・大藪隼平・森本智郎・Mohammed Galib Hasan Abir(理学院)、堀井元章(総合化学院)、横山由奈(国際広報メディア・観光学院)
デザイン:風呂敷/安達寛子・森本智郎、ランダムシール/大藪隼平・横山由奈
監修:風呂敷/江田真毅(総合博物館),ランダムシール/守屋豊人・高倉純(埋蔵文化財調査センター)、江田真毅・小林快次(総合博物館)
協力:北海道大学埋蔵文化財調査センター
指導;湯浅万紀子(総合博物館)