小惑星リュウグウのサンプルレプリカ展示

2020年12月6日、小惑星探査機「はやぶさ2」は、6年にわたる長い宇宙の旅を経て、小惑星リュウグウのサンプル5.4gが入ったカプセルを地球に帰還させました。JAXA宇宙科学研究所はやぶさ2プロジェクトと相模原市の連携事業で提供していただいた、小惑星リュウグウのサンプルレプリカを6月13日の「はやぶさの日」を記念して6月12日(日)から展示いたします。

「はやぶさ2」が採集した小惑星リュウグウのサンプルは、日本では北海道大学関係者を含む8チームの分析グループが各分野ごとに研究を進められています。先だって生命誕生の謎を解き明かすカギともいえる水の痕跡や、アミノ酸が豊富に発見されたとの発表がありました。今後、次々とさらなる分析結果が発表されていく事でしょう。

日本中の科学者が数ミリグラムずつ分け合って研究が続けられている小惑星リュウグウのサンプル。それらはどのような色・形・大きさなのでしょうか。ぜひ、当館3階「鉱物・岩石標本の世界」展示室でご覧になってください。

 

展示期間:2022年6月12日(日)~2022年9月4日(日)

会 場:北海道大学総合博物館 3階 「鉱物・岩石標本の世界」展示室(入場無料)

時 間:10:00~17:00

休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)