ミュージアムマイスター認定式(2021年度認定)

2022年4月28日、総合博物館で2021年度ミュージアムマイスター認定式が行われ、小澤丈夫館長から認定証が授与されました。

この日ミュージアムマイスターに認定されたのは、現在環境科学院1年の長田幸子さん、生命科学院博士課程3年の安達寛子さん、理学院修士課程2年の大藪隼平さん、文学院修士課程2年の和田知里さん、以上4名です。

小澤館長から、北大が目指す「全人教育」の一環である「ミュージアムマイスター」コースの経験を今後の人生にも生かしてほしい、あらゆる分野の学生がお互いに議論、交流し、ともに体験を通して学べたことは、皆さんが幅広い方々に学問の楽しさを伝えていくうえできっと糧になるでしょう、というお話がありました。

以下は認定式後にお話を伺った4人の皆さんのコメントです。

・学部時代は函館の水産学部にいて、クレジットをすべて取得できるかどうか不安でしたが、ミュージアムマイスターに認定されてよかったです。今後も精進していきたいです。

(環境科学院1年 長田幸子さん)

 

・大変なこともたくさんありましたし、今後もまだまだ博物館で色々な経験をすると思います。自分の好きなことや分野を多くの方々に広めていけるよう、活動を続けていきたいです。

(生命科学院博士課程3年 安達寛子さん)

 

・学生として授業を受けたり卒論ポスター発表会にチャレンジしたりして、成長できました。研究も現在進行形で続いていますが、頑張っていきたいです。

(理学院修士課程2年 大藪隼平さん)

 

・一度はマイスター認定をあきらめそうになったこともありましたが、ミュージアムマイスターコースのおかげで取り組めたことがたくさんあります。貴重な体験でした。

(文学院修士課程2年 和田知里さん)

 

また、既に就職して本州にいらっしゃる工学院修士課程1年の佐々木悠貴さんは、3月6日に開催された卒論ポスター発表会に審査員として来札された折、先行して認定式を執り行いました。

ミュージアムマイスターの方々は、佐々木さんのように卒論ポスター発表会の審査員やイベントの司会、公式ガイダンスビデオの制作協力など、博物館活動の様々な場面で活躍されています。

小澤館長からも、「卒業後もこの博物館を自分の古巣だと思ってほしい。社会の為に奉仕できる、社会で活躍されることを願っています。」とお話がありました。