洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会と相互協力協定を締結

総合博物館では、平成30年12月18日(火)洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会と、相互の発展に向け、連携・協力関係を深めることを目的として、相互協力協定を締結しました。

調印式には、洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会から、真屋 敏春会長(洞爺湖町長)、村井 洋一副会長(豊浦町長)、菊谷 秀吉監事(伊達市長)、佐藤 秀敏監事(壮瞥町長)、総合博物館からは中川 光弘博物館長、山本 順司准教授が出席しました。

洞爺湖有珠山ジオパークは、洞爺湖と有珠山を中心に、火山が作りだした地質景観、災害との共生や縄文遺跡等、地域の歴史文化的側面を見所としたユネスコ世界ジオパークに認定されている地域です。

本協定により、総合博物館では、ジオパークというフィールドを利用した研究活動の広がりが期待されます。また、ジオパークとしては、その地球科学的価値が,学術研究によって保障されることから、総合博物館との連携に大きな意義があります。さらには、双方が行う教育活動や、地域振興への波及、自然災害へのリスク軽減など、多方面への効果が期待されております。

今後は、洞爺湖有珠山ジオパークの普及啓発、地域振興など幅広い分野において連携・協力を進め、相互の発展を目指します。

 

【連携の主な内容】

1)ジオパークの学術研究の推進および普及啓発に関すること

2)ジオパークおよび博物館が連携して行う調査研究事業に関すること

3)火山学をはじめとする地球科学の普及啓発に関すること

4)その他、科学技術、文化の振興に関すること

5)火山噴火をはじめとする自然災害のリスク軽減に関すること

6)博物館教育、学校教育、生涯学習に関すること

7)地域振興に関すること

 

協定書に署名する中川光弘館長と真屋敏春会長

 

協定書を手に握手を交わす

 

記念撮影(左から村井洋一副会長、菊谷秀吉監事、中川光弘館長、真屋敏春会長、佐藤秀敏監事)