総合博物館にいざなう灯火 ~誘導灯設置プロジェクト~

※最新情報はこちらをごらんください。(7/20更新 クラウドファンディング開始しました)

[学術と市民をつなぐ北大総合博物館前を明るくしたい!木の照明で来館者の憩いの空間を]

総合博物館正面玄関までへの誘導灯を設置する為のクラウドファンディングを実施します。
2016年7月に当館は耐震改修工事を経てリニューアルオープンを迎えましたが、間に合わなかったことが2つありました。それはバリアフリー玄関と誘導灯の設置です。バリアフリー玄関はリニューアルオープンの4ヶ月後に無事完成しましたが、誘導灯は電気配線や事前に必要な埋蔵文化財の調査、資金不足など様々な事情から未だに実現できずにいます。そのため現在も来館してくださる皆様を不安な暗い夜道でお迎えすることが続いています。そこでこの度、来館者の安全性向上に賛同する学内外多くの方々と共に誘導灯の設置プロジェクトを立ち上げました。
誘導灯の設計は、雪が積もる冬でも屋外で使用できることをコンセプトに、本学工学部の学生が担います。その素材には、本学の研究林で伐採されたトドマツを活用し、道内企業の協力を得て誘導灯に仕上げます。
札幌は道内でも比較的雪が少ない地域ですが、それでも毎年1mを超える積雪に見舞われます。そのような厳しい環境でも誘導灯としての機能を失わないよう、積雪よりも高く、そして丈夫な誘導灯にしなければなりません。世界でも例がないこの取り組みをぜひ応援してください。
クラウドファンディングは6月中の開始を目指して準備を進めています。お力添えをどうかよろしくお願い致します。
お問合せ先:山本順司(岩石・鉱物・鉱石担当)