学生企画 博物館オリジナルグッズ「デスモスチルスUSB」発売

2016年度の北海道大学大学院の授業「博物館コミュニケーション特論 ミュージアムグッズの開発と評価」の受講生4名が、新たに北海道大学総合博物館オリジナルのグッズ「デスモスチルスUSB」を開発しました。館内の「ミュージアムショップ」と北大正門左手の北大インフォメーションセンター「エルムの森」ショップで販売しています。

大学院の授業において、マーケティング調査をもとに検討を重ね、北海道大学総合博物館に展示されているデスモスチルスをモチーフにしたUSBを開発しました。デスモスチルスとその研究に関心を深めていただきたい、そして日常に使用していただける博物館のオリジナルグッズを開発したいとの学生の思いから、実現しました。

USBの木目の筐体にはデスモスチルスがデザインされています。また、本体には数々の特典データが内蔵されています。本学の卒業生で大阪市立自然史博物館の学芸員であり、沼田町化石館と総合博物館の研究員を務める田中嘉寛さんが展示室でデスモスチルスについて解説する動画、デスモスチルスの発掘から調査・研究そして展示に関する解説テキストや写真、デスモスチルスの壁紙です。デザインと解説の監修は田中さん、映像制作は高等教育機構の藤田良治准教授が担当し、動画には田中さんとともに学生が出演しています。ぜひお手にとってご覧下さい。

 
「デスモスチルスUSB」 4GB 特典データ内蔵 価格 1,500円(税込)


開発した北大大学院生


展示室での研究者による解説
(USB内蔵の特典映像より)


研究者の解説を聞く担当の大学院生
(USB内蔵の特典映像より)

グッズ開発の経緯を伝える授業の様子は,総合博物館のウェブサイトで紹介しています。
https://www.museum.hokudai.ac.jp/education/museummeister/cat/lesson/communication3/

2016 年度 「博物館コミュニケーション特論 ミュージアムグッズの開発と評価」
企  画:江間章斗(情報科学研究科)・亀井大輝(農学院)・佐藤駿哉(理学院)・牧口謙(理学院)
監  修:田中嘉寛(大阪市立自然史博物館)
映像制作:藤田良治(高等教育推進機構)
協  力:小林快次(総合博物館)・山下俊介(総合博物館)
指導教員:湯浅万紀子(総合博物館)