北大生が企画開発したミュージアムグッズ販売開始のご案内

2016年度の北海道大学大学院の授業「博物館コミュニケーション特論 ミュージアムグッズの開発と評価」の受講生11名が北海道大学総合博物館オリジナルのグッズを開発しました。館内の「ミュージアムショップ」と北大正門左手の北大インフォメーションセンター「エルムの森」ショップで販売しています。

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「ぽけっとミュージアム」 <ハンドタオル> はかせ・むし・さかな  価格 各500円(税込)

 

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「Go-to Museum Tote & Badge」 <トートバッグ、缶バッジ。それぞれ別売り>

トートバッグ(北大総合博物館の建物と北海道の動物たち)価格 800円(税込)
缶バッジ(エゾシカ・タンチョウ・ヒグマ・モモンガ・オオワシ・キタキツネ  価格 各200円(税込)

いずれのグッズも、大学院の授業において、マーケティング調査をもとに検討を重ね、北海道大学総合博物館を身近に感じていただきたい、そして日常に使用していただけるグッズを開発したいとの学生の思いから、実現しました。

「ぽけっとミュージアム」は「はかせ」「むし」「さかな」の3種類のハンドタオルです。「はかせ」のモチーフは様々な研究分野の発展に貢献した北海道大学の研究者たちです。北大総合博物館にはこのはかせたちを紹介する展示があります。「むし」と「さかな」は北大総合博物館に収蔵されているタイプ標本(学名を定義する際に基準となる貴重な標本)をモチーフにしています。北大総合博物館の「はかせ」「むし」「さかな」を散りばめた「ぽけっとミュージアム」。小さなミュージアムをぽけっとに入れて持ち歩いていただきたいという学生の思いが込められています。

「Go-to Museum Tote & Badge」は、北大総合博物館の建物と北海道の動物たちをデザインしたトートバッグに、姉妹製品の缶バッジをお好みに合わせて付けて使用していただきたいと、開発されました。描かれた動物の一部は、剥製や骨格標本が博物館に展示・収蔵されています。缶バッジの動物の内側には北海道にちなんだ植物や雪の結晶がデザインされています。

全てのグッズに、博物館の教員の監修を受けて学生が執筆した解説も付されています。ぜひお手にとってみて下さい。

グッズ開発の経緯を伝える授業の様子は,総合博物館のウェブサイトで紹介しています。

https://www.museum.hokudai.ac.jp/education/museummeister/cat/lesson/communication3/

担当学生:久保直紀(総合化学院)、石井香奈・加藤麻奈(生命科学院)、坂本一真・田中望羽・手島駿・豊岡この実・増田彩乃(理学院)、白瀧吏菜(農学院)、杉山和香奈(文学研究科)、田中睦乃(医学研究科)
監  修:江田真毅・大原昌宏・河合俊郎・高橋英樹・山下俊介・山本順司(総合博物館)
撮  影:藤田良治(北海道大学高等教育推進機構)
担当教員:湯浅万紀子(総合博物館)