【受賞】江田真毅講師が日本鳥学会黒田賞を受賞
総合博物館の江田真毅講師が、第6回(2015年度)日本鳥学会黒田賞を受賞しました。この賞は、日本の鳥類学の発展に貢献した黒田長禮(ながみち)・長久両博士(豊臣秀吉の軍師として活躍した戦国武将、黒田官兵衛の末裔でもあります)の功績を記念して、鳥類学で優れた業績を挙げ、これからの日本の鳥類学を担う同学会の若手会員に毎年授与されるものです。今回の受賞は、鳥類学に考古学試料の分析を組み込んだ一連の研究が、鳥類の生態、分類、保全の研究に新たな可能性をもたらしたものであり、鳥類学上の重要性が高いと評価されてのものでした。2015年9月18日から兵庫県立大学神戸商科キャンパスで開催された日本鳥学会2015年度大会において、『「考古鳥類学」の現状と課題』と題した受賞記念講演が行われました。