【4月12日 開催】 北大総合博物館 土曜市民セミナー 「外来アライグマ対策を通して見える人間社会」

土曜市民セミナー

 「外来アライグマ対策を通して見える人間社会」

   が開催されます。


  

 【日 時】  : 4月12日() 13:30〜

 【場 所】  : 北海道大学 総合博物館 1階 「知の交流」コーナー

 【講演者】  : 池田 透 / いけだ とおる 
           (北海道大学 大学院文学研究科 教授

 

 【講演概要】 : 外来種対策は、生物を対象とした問題ではありますが、高度に社会的・政策的であらねばならないというのが現在の世界的常識となっています。関連する分野も生態学のみならず、飼育動物の管理問題から捕獲個体の処分についての生命倫理的問題まで多岐にわたる問題となっており、外来種問題は現在の人間社会が抱える諸問題を凝縮した問題と言えるでしょう。今回のセミナーでは、現在日本で広く展開されているアライグマ対策を題材に、シカやクマなどの在来種の害獣対策などとも比較しながら、実施される対策の根底にみえる人間社会の特性を考察してみたいと思います。

 

   

 

 【講演者の推薦書籍】 : 

   ・「日本の外来哺乳類 − 管理戦略と生態系保全」

   ・「生物という文化 − 人と生物の多様な関わり」

   

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