【10月13日 開催】 北大総合博物館 土曜市民セミナー「天然の原子炉から次世代安全炉・原子力推進宇宙船まで」

土曜市民セミナー

「天然の原子炉から次世代安全炉・原子力推進宇宙船まで」

が開催されます。

宇宙のエネルギーの99.999999999・・・%は原子力である。

恒星は核融合反応し、水素から炭素くらいまでを造る。

恒星の末期に超新星爆発が起きてウランを含む重い元素が造られる。

そして約20億年前、地上に低濃縮ウランが存在した。

天然ウランで約50万年間運転、全部で16基が発見された。

放射線が強い惑星のなかで生物は進化を遂げ、生物は放射線耐性を獲得している。

IPS細胞研究の発展で、これらが解明されつつある。

当研究室では原子力推進宇宙船スパコンを使ってシュミレーション解析をし、概念設計をほぼ終了した。

DNAに放射線耐性機能が組み込まれていれば長期の宇宙旅行は可能である。

さあ、宇宙へというところで、福島の原発事故が起きた。

事故の原因とその対策を解説しつつ、今後の数億年の人類のエネルギーに思いを馳せてみたい。

 

 【講演者の推薦書籍】 :

・「震災と原発 (別冊 日経サイエンス 183)」

・「きちんと知りたい原発のしくみと放射能 (Newton別冊)」

 

<↑ ミュージアムショップにて好評発売中!>

 

日時

10月13日(土)  13:30〜

場所

北海道大学 総合博物館 1階 「知の交流」コーナー 3F 北側 N308講義室

−会場が変更になります−

講演者

奈良林 直

(北海道大学 大学院工学研究院 エネルギー環境システム部門 教授)

講演資料

講演資料(PDFファイル)をご希望の方は、メールにて承ります。

タイトル、若しくは、本文中に「市民セミナー講演資料希望」と明記し、以下の宛先に送信願います。

E-mail:webmaster*museum.hokudai.ac.jp
(※メールを送信する際は、*マークを半角の@に変更願います。)

また、日本エネルギー会議のWebサイト上にも多くの情報が有ります。