【報告:博物館土曜市民セミナー】 2014年 5月10日 「高次脳機能障害とリハビリテーション」 開催

タイトル:

 「高次脳機能障害とリハビリテーション」
講演者:

 生駒 一憲

  (北海道大学病院 リハビリテーション科 教授)
日時:

 2014年 5月10日()13:30-15:00
場所:

 北大総合博物館「知の交流」コーナー
概要:

 最近の映画「抱きしめたい −真実の物語−」でも話題になった高次脳機能障害ですが、この障害では日常生活や社会生活がスムーズにできなくなり、社会復帰が妨げられます。記憶障害注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの症状があり、脳の外傷や病気が原因で起こります。自分ではその障害に気づかないことが多く、また、他人からも普通に見えるため、「見えない障害」とも言われます。早期に診断を受けてリハビリテーションを行い、適切な支援を受けることが社会復帰には重要です。講演ではこの高次脳機能障害とリハビリテーションについて、できるだけわかりやすく解説をしたいと思います。

 


 

 春を感じさせる陽気の中、会場内は立ち見が多く出る程の賑わいとなりました。脳外傷と高次脳機能障害の概要から始まり、リハビリや支援事業 等について詳しく説明して頂きました。受講者からの質問も幾つか寄せられました。生駒 先生、どうも有り難う御座いました。

 

  

【↑土曜市民セミナーにて講演する 生駒 先生。司会は藤田 先生(博物館映像学)。】