【報告:博物館土曜市民セミナー】 2014年 6月14日 「正法眼蔵随聞記と物理学 〜 roll over Negroponte」 開催
タイトル:
「正法眼蔵随聞記と物理学 〜 roll over Negroponte」
講演者:
石橋 晃
(北海道大学 電子科学研究所 教授)
日時:
2014年 6月14日(土)13:30-15:00
場所:
北大総合博物館「知の交流」コーナー
概要:
E.S.モースの「日本その日その日」には、動物学者の眼を通して、西洋文明の影響を受ける前のみずみずしい日本が描かれていますが、これに励まされて、本講演では、物理学を拠り所として、正法眼蔵随聞記の時代から現代一般家庭にもなじみ深い日本伝統の障子紙とナノテクノロジーの良い相性など、意外なところに見られる一致点や相同構造などに注目し、また反芻つつ、今後の産業社会・生活環境を飛躍的に変化・発展させる可能性について展望したいと思います。
天気が今一つでしたが、会場内の席は ほぼ埋まり、受講者の皆さん 熱心に石橋先生の話に耳を傾けておりました。受講者からの質問も多く寄せられました。石橋 先生、どうも有り難う御座いました。
【↑土曜市民セミナーにて講演する 石橋 先生。司会は高橋 先生(植物体系学)。】