【9月6日 開催】 「バイオミメティクス市民セミナー (第33回) − “撥水/撥油材料の最新研究動向”」

バイオミメティクス市民セミナー(第33回)

「撥水/撥油材料の最新研究動向」

が開催されます。

古来より「蓮は泥より出でて泥に染まらず」といわれるように、蓮の葉には驚異的なはっ水性、防汚性があります。

また、植物のみならず、カタツムリの殻や魚の鱗にも優れたはつ油性、防汚性があります。このような自然界における優れたはっ水/はつ油性、防汚機能の背景には、生物が進化の過程で獲得した巧みな微細構造化技術とぬれ性制御技術が存在しています。

最近では、これらの生物が持つ特異な表面機能をヒントにした塗料、タイル、衛生陶器などがすでに商品化されています。

本セミナーでは、この身近な物理現象である“ぬれ”をいかに制御し、どこまで生物の表面に近づくことができるか?

我々のこれまでの挑戦と、皆さんが見たことも聞いたこともない、新しい“ぬれ”の世界を紹介します。
ポスター(PDF)

 

日時

2014年 9月 6日(土) 13:30 〜

講師

穂積 篤

((独)産業技術総合研究所 サステナブルマテリアル研究部門 研究グループ長)

会場

北海道大学 総合博物館 知の交流コーナー