【6月8日開催】2024年度第3回土曜市民セミナー「DNA情報を用いることで分かってきたエゾフウロ変種群のちょっと複雑な分布変遷過程」
土曜市民セミナー、2024年度第3回目の開催が6月8日に決定いたしました。
※参加無料
第3回目は、
北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション苫小牧研究林倉田 正観先生に登壇いただきます。
「DNA情報を用いることで分かってきたエゾフウロ変種群のちょっと複雑な分布変遷過程」
エゾフウロ変種群とはエゾフウロ、ハマフウロ、ハクサンフウロのことです。これらは萼片や葉に存在する毛の量等で区別することができます。
3変種のうち、エゾフウロは北海道から青森県の太平洋側沿岸部に、ハマフウロは北海道から秋田県の日本海側沿岸部に、ハクサンフウロは本州の山岳域に分布しています。
このような分布域をもつ3変種ですが、本州の山岳域(浅間山と伊吹山)には北日本の変種群(エゾフウロ・ハマフウロ)に近い形態的特徴をもつ個体の存在が指摘されています。
今回のセミナーでは、DNA 情報を用いることで分かってきたエゾフウロ変種群のちょっと複雑な分布変遷過程について紹介します。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日時 | 2024年6月8日(土)13:30~15:00頃(13:00開場) |
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会場 | 北海道大学総合博物館 1階ホール 「知の交流」 |
講師 | 森林圏ステーション 苫小牧研究林北方生物圏フィールド科学センター倉田 正観先生 |
備考 | 入場無料(13:00開場先着順・座席は70席程度をご用意しております。)
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お問い合わせ | 北海道大学総合博物館 |