【1月20日開催】2023年度第10回土曜市民セミナー「クマを知り クマに学ぶ」

土曜市民セミナー、2023年度第 10回目の開催が2024年1月20日に決定いたしました。

・開催時間 13:30~15:00 (開場 13:00)

※参加無料・当日先着順・定員50名

※感染症対策のため、会場の換気と消毒についてご理解賜りますようお願いいたします。

 

第10回目は総合博物館 坪田敏男館長が講師を努めます。

「クマを知り クマに学ぶ」

クマの生態で最大の特徴を挙げるとすれば冬眠することであろう。冬の数ヶ月間、飲まず食わずでじっと穴の中で過ごす。その時の生理状態は今なお謎だらけである。また、初夏に交尾しても数ヶ月間雌の子宮内で胚が発育を止め、ちょうど冬眠に入るタイミングで胎子の発育が始まり冬眠中に出産する。晩秋には冬眠と繁殖に備えて体脂肪をたっぷり蓄えるためにドングリなどを飽食する。そのドングリなどの餌が足りないとなると食物を求めて人里にまで下りてくる。人里にクマが出没する背景には人間社会の変化も関係している。一方、近年の温暖化がクマの生態に影響を与えており、とくに北極圏に生息するホッキョクグマの未来が憂慮されている。

 

日時 

2024年1月20日(土)13:30~15:00頃(13:00頃入場開始)

会場

北海道大学総合博物館 1階ホール 「知の交流」

講師

総合博物館   坪田敏男館長

備考

入場無料・当日先着順・座席50

 

お問い合わせ

北海道大学総合博物館
〒060-0810 札幌市北区北10条西8丁目
E-mail:museum-jimu*museum.hokudai.ac.jp
電話:011-706-2658
FAX :011-706-4029
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