【10月5日開催】 バイオミメティクス市民セミナー(第94回)アントロポセン(人新世)とバイオミメティクス その1:地質時代

「ある地質学者から見た人新世 」〜環境の時空間スケールとは〜

山本 順司 先生(北海道大学総合博物館 准教授)

人新世という言葉をご存知でしょうか。人類が地球に影響を与えた時代のことをこのように呼び始めています。
では,人新世はいつ始まったのでしょうか.それを決めるのは人類が影響を与えたモノを何にするか次第です。大気中の二酸化炭素濃度を切り口にした場合,現在の値は高いのでしょうか?それとも低いのでしょうか?そもそも人類は地球に影響を与えたと言えるのでしょうか?
環境という言葉はとてもあいまいで人によって様々なとらえ方があるようです。一度,地質時代を俯瞰して環境の正体を一緒に考えてみませんか。

<略歴>

1996年 広島大学 理学部 地球惑星システム学科卒業

1998年 東京大学大学院 理学系研究科 地質学専攻 修士課程修了

2001年 東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 博士課程修了

2001年 東京大学大学院 理学系研究科 地殻化学実験施設 研究機関研究員着任

2002年 東京大学大学院 理学系研究科 地殻化学実験施設

日本学術振興会 特別研究員(PD)着任

2003年 東京工業大学大学院 理工学研究科 地球惑星科学専攻

日本学術振興会 特別研究員(SPD)着任

2003年 京都大学大学院 理学研究科 地球熱学研究施設 助教 着任

2012年 北海道大学総合博物館 准教授 着任

現在に至る

日時

2019年10月5日(土)13:30~15:30

講師

山本 順司 先生(北海道大学総合博物館 准教授)

会場

北海道大学総合博物館/3F 北講義室(N308)

主催

北海道大学総合博物館

共催

高分子学会北海道支部

北海道大学電子科学研究所

特定非営利活動法人バイオミメティクス推進協議会

高分子学会バイオミメティクス研究会

公立千歳科学技術大学地域連携センター