【6月8日開催】第3回土曜市民セミナー「北海道の宝物 ‟コンブ”」

北海道は世界で最もカラフトコンブ属植物-いわゆる“コンブ”-の種多様性に富む場所であり、沿岸域において本属種のおよそ半数の11 種が見られます。その多くは北海道を主産地とし、北海道と周辺域にしか生えていません。
これらコンブは、各地で“海中の森”を形成して海域の生態系を支えるとともに、一千年以上も前から漁獲され、和食文化を支えてきました。しかし近年、海洋環境が変化するなかで、コンブの生育や分布にも変化が見られ、“海の砂漠化”や“天然漁獲量の減少”が深刻化しています。
世界でも貴重なこの北海道の宝物を守るためにはどうしたらよいのでしょうか。今回、北海道のコンブを知り、その保全について考えましょう。

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日時

2019年6月8日(土)13:30~15:00頃(13:00頃入場開始)

会場

北海道大学総合博物館 1階 「知の交流」

講師

四ツ倉 典滋(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター )

備考

入場無料・申込不要・座席数80(満席の場合は立ち見となりますのでご了承ください)

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お問い合わせ

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