【6月3日開催】 バイオミメティクス市民セミナー (第66回) – 『甲虫に見られる構造色多型の遺伝と害虫防除』

構造色とはそれ自体には色は持たないものの、光の波長あるいはそれ以下の微細構造によってもたらされる物理現象による発色現象で、チョウやタマムシの作り出す美麗な色彩に魅了された方も多いでしょう。
本講演では、サツマイモの大害虫であるアリモドキゾウムシを中心とした、さや翅の構造色色彩多型の仕組みや遺伝、また、構造色を利用した害虫防除について紹介します。

講師紹介
熊野了州(くまののりくに)帯広畜産大学 准教授
1972年 兵庫県出身
新潟大学教育学部卒業後、九州大学大学院理学研究科で学位(理学)を取得。北海道大学大学院農学研究科、沖縄県病害虫防除技術センターでのポスドクを経て、2015年より現職。
専門:行動生態学、害虫管理学

日時

2017年6月3日(土)13:30 ~ 15:30

講師

熊野了州(帯広畜産大学 准教授)

会場

北海道大学総合博物館 / 1F「知の交流」
札幌市北区北10条西8丁目

主催

北海道大学総合博物館

共催

科学研究費 新学術領域「生物規範工学」
高分子学会北海道支部

協賛

千歳科学技術大学バイオミメティクス研究センター