【2月11日開催】第9回土曜市民セミナー「はじけるダイズ―収穫量を増やす莢の仕組み―」
節分の豆まきに使われるダイズは北海道を代表する作物の一つです。野生ダイズのツルマメなどは成熟すると莢がはじけ、種子をまき散らします。動くことができない植物にとって種子をばらまくことは、子孫を残すために最も大切な形質の一つです。しかし、作物としてみると収量や品質を低下させる大変困った形質です。ダイズも作物になる過程で莢がはじけにくいものが選ばれてきましたが、はじけ易さには程度があります。日本では北海道を除くほとんどの地域で、はじけ易い品種が栽培されています。このダイズのはじけ易さについてお話しいたします。
日時 | 2017年2月11日(土・祝)13:30~15:00(13:00頃入場開始) |
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会場 | 北海道大学総合博物館 1階 「知の交流」 |
講師 | 藤野 介延(北海道大学 大学院農学研究院) |
備考 | 入場無料・申込不要・座席数80(満席の場合は立ち見となりますのでご了承ください) |
お問い合わせ | 北海道大学総合博物館 |