【5月14日開催】土曜市民セミナー「札幌の市街地西部山麓にあった温泉(道民カレッジ連携講座)」 が開催されます。

土曜市民セミナー

 「札幌の市街地西部山麓にあった温泉(道民カレッジ連携講座)」

が開催されます。

 

  • 講演:藤本 和徳/Kazunori.Fujimoto(北海道立総合研究機構 地質研究所 所長)
  • 日時:2011年5月14日13時30分〜15時00分
  • 会場:北海道大学総合博物館一階「知の交流コーナー」
  • 概要:札幌の市街地から20km以上離れた定山渓温泉は、明治6年にライマンにより報告された「北海道地質測量報文」にも記載されており、歴史があり、北海道を代表する大規模温泉地の一つです。 一方、市街地にある温泉は昭和50年代以降にボーリングにより開発されたもので、生活圏内にあり利便なことから急激に増加し、現在では銭湯やマンションなど約50施設で利用されています。 ところが、この市街地に隣接した藻岩山、円山、荒井山、手稲山のふもとに、明治から昭和初期にかけて8つの温泉利用施設がありました。 温泉は自然湧出や定山渓から引いたもので、古い資料などから、その全貌を明らかにします。