【6月25日開催】土曜市民セミナー「詩人ゲンナジイ・アイギと言語の境界(道民カレッジ連携講座)」 が開催されます。

GCOE展示「言葉は境界を超えて―ロシア・東欧作家の作品と世界関連

土曜市民セミナー「詩人ゲンナジイ・アイギと言語の境界」 (道民カレッジ連携講座)」が開催されます。

講演 : アトネル・フザンガイ(国立チュヴァシ人文科学研究所) 

専門は社会言語学、翻訳論、言語の詩的機能に関する研究。詩人ゲンナジイ・アイギと長く親交を結び、現在は彼の業績を世界に紹介するために、様々な活動を行っている。 

日時 : 2011年6月25日(土) 13時30分〜15時00分

会場 : 北海道大学総合博物館一階「知の交流コーナー」

概要 :

 チュヴァシ民族出身の詩人ゲンナジイ・アイギは、ロシア語の詩作品を通してその名が広く知られるようになりました。その一方で、彼は母語であるチュヴァシ語でも創作を続け、これら二つの言語を使って、それぞれ異なる作風の詩を書き分けていました。

 セミナーでは、アイギのことをよく知るアトネル・フザンガイ氏が、詩人の二言語使用にいたるいきさつや、用いられる言語と詩の世界の関係について、詳しく解説します。