【4月14日 開催】 北大総合博物館 土曜市民セミナー 「火山噴火の中長期予測の手法と現状:次に北海道で噴火する火山はどこか?」 が開催されます

北大総合博物館 土曜市民セミナー

 【火山噴火の中長期予測の手法と現状

    : 次に北海道で噴火する火山はどこか?

が開催されます。

 

  【日時】  : 4月14日()  13:30〜

 

  【場所】  : 北大総合博物館 1階「知の交流」コーナー

 

  【講演者】 : 中川 光弘 (北海道大学 大学院理学研究院 地球惑星システム科学分野 教授)

 

  【講演概要】 :

火山研究の目標のひとつは、火山活動および噴火の予測を可能にすることにある。地震や地殻変動の観測技術の進歩によって、現在では噴火前の前兆現象は、ほぼ完璧に捉えられるようになっており、その意味で短期的な噴火予測は可能になってきたと考えられる。しかしながら、数10〜数100年先、あるいはより長期の火山活動・噴火活動の予測に関しては、まだまだ問題が多い。この長期予測は噴火災害の軽減に必要なだけではなく、例えば放射性廃棄物の処分場の候補地選定にも不可欠であり、この場合は数万から数10万年の予測が要求される。今セミナーでは、火山活動の数10〜数100年間の中長期予測の手法と問題点について紹介する。