【8月11日 開催】 北大総合博物館 土曜市民セミナー「マリモはなぜ阿寒湖で丸くなるのか −偶然の重なりがもたらす生物の球化現象−」 が開催されます
夏の企画展 関連
土曜市民セミナー
「マリモはなぜ阿寒湖で丸くなるのか
− 偶然の重なりがもたらす生物の球化現象 −」
が開催されます。
【日 時】 : 8月11日(土) 13:30〜
【場 所】 : 北海道大学 総合博物館 1階 「知の交流」コーナー 3F 北側 N308講義室 −会場が変更になります−
【講演者】 : 若菜 勇 (阿寒湖畔エコミュージアムセンター マリモ研究室)
【講演概要】 : 球状の集合を形成することで知られる阿寒湖のマリモ。研究の進捗によって、長く生物学の謎とされてきたマリモの球化現象の全体像がようやく見えてきました。生物の形づくりにおいて、球化現象はどのように位置づけられるのか。球化する大型生物はマリモだけなのか。集合のつくりはどうなっているのか。どんな発達過程をたどって球化するのか。球化するのに生きて行くためのメリットがあるのか。野球ボールの大きさに育つまで150年もかかると言うのは本当か。最大でどれくらいまで大きくなるのか。阿寒湖に球状集合は何個くらいあるのか。なぜマリモは阿寒湖でのみ丸く大きく育つのか。マリモの球化をめぐる様々な疑問についてお答えします。
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