【活動報告】2013年8月3日(土)化石パラタクソノミスト養成講座(初級)in札幌市北方自然教育園
化石パラタクソノミスト養成講座(初級)in札幌市北方自然教育園
日 時:2013年8月3日(土) 10:00〜15:30
場 所:札幌市北方自然教育園
講 師:越前谷 宏紀(北大総合博物館 資料部研究員)
参加人数:6名
スケジュール
10:00〜10:15 講座開講の挨拶、講師の自己紹介、パラタクソノミストについて、スケジュールの説明
10:15〜10:30 脊椎動物の骨格についての講義
10:30〜11:00 実習:ワニの実物骨格を並べてみる
11:00〜11:30 クビナガリュウと海棲爬虫類ついての講義
11:30〜12:00 実習:ワニの脊椎骨のスケッチ
12:00〜13:00 昼食
13:00〜13:30 実習:ワニの脊椎骨のスケッチ
13:30〜14:30 実習:化石の脊椎骨のスケッチ
14:30〜14:50 化石の観察からわかることを推理
14:50〜15:20 展示と収蔵庫見学
15:20〜15:30 アンケート記入、片付け、修了証授与式、講座閉講の挨拶
講義内容
<午前>
本講座は6名の受講生を迎え開催されました。まず講座開講の挨拶および講師の自己紹介をしました。次に、パラタクソノミストとは何かを、そして本講座全体のスケジュールについて説明をしました。続いて、脊椎動物の骨格の概要について講義をしました。講義で学んだことを実際にワニの骨格を並べてみる事でイメージとして把握してもらいました。午後の材料となる海棲爬虫類化石について講義し、その脊椎骨の特徴について学んでもらいました。
<午後>
お昼休みを挟んで、ワニの椎骨を一つずつスケッチしてもらい、午前中に学んだ椎骨の特徴についてよりしっかりと把握してもらいました。次に、海棲爬虫類の化石を同様にスケッチしてもらい、それぞれの化石からわかることを推理してもらいました。最後に特別に自然教育園の展示と収蔵庫を見学させていただきました。片付けをしてから修了証授与式を行い、講座閉講の挨拶をして全講座を終了しました。