【活動報告】2014年1月11日(土)化石パラタクソノミスト養成講座(初級)

化石パラタクソノミスト養成講座(初級)

日 時:2014年1月11日 10:00〜15:00

場 所:北海道大学総合博物館 共同研究室

講 師:小林快次(北海道大学総合博物館)   

参加人数:14名

スケジュール

10:00〜11:00 講義

11:00〜12:00 ワニの骨格組み立て

13:00〜13:30 ワニのカラダの構造の解説

13:30〜14:30 骨化石のスケッチ

14:30〜15:00 展示室での骨化石の同定

15:00〜15:30 展示室の脊椎動物化石の解説

15:30〜16:00 修了証授与、アンケート


講義内容

<午前>

   講義は、脊椎動物のカラダ、進化過程、化石研究の方法などを解説した。基本的なカラダの構造を講義から学び、この日の基礎知識とした。

   ワニの骨格組み立ては、詳しい解説無しに、ワニの骨格を組み立ててもらった。この作業によって、参加者各自が思うように骨に触りながら考えてもらう。その後の解説で、骨の基本構造をもう一度復習し、骨に含まれている情報を説明した。
   
   

<午後>

   午後は、骨化石を各自スケッチしてもらった。また、気がついたことを自分なりにコメントしてもらったり、骨の大きさを測定した。その後、展示室に移動し、このデータを基に、その骨がどの動物のどの部位なのかを同定してもらった。同定終了後、展示室で答え合わせをしながら解説をした。

   その後、クリーニング室とレプリカ作成室を案内した。