【活動報告】2013年1月12日(土)化石パラタクソノミスト養成講座(初級)

化石パラタクソノミスト養成講座(初級)

日 時:2013年1月12日 10:00〜15:00

場 所:北海道大学総合博物館共同研究室

講 師:小林快次(北海道大学総合博物館)

参加人数:13名

スケジュール

10:00〜11:00 講義

11:00〜12:00 ワニの骨格組み立て

13:00〜13:30 ワニのカラダの構造の解説

13:30〜14:30 骨化石のスケッチ

14:30〜15:00 展示室での骨化石の同定

15:00〜15:30 展示室の脊椎動物化石の解説

15:30〜16:00 修了書授与、アンケート


講義内容

<午前>

  最初の講義は、脊椎動物のカラダ、進化過程、化石研究の方法などを解説しました。基本的なカラダの構造を講義から学び、この日の基礎知識としました。次のワニの骨格組み立ては、行為以上の詳しい解説無しに、ワニの骨格を組み立ててもらいました。この作業によって、参加者各自が思うように骨に触りながら考えてもらいました。その後の解説で、骨の基本構造をもう一度復習し、骨に含まれている情報を説明しました。
   
   

<午後>

  午後は、骨化石を各自スケッチしてもらいました。また、気がついたことを自分なりにコメントしてもらったり、骨の大きさを測定しました。その後、展示室に移動し、このデータを基に、その骨がどの動物のどの部位なのかを同定してもらいました。同定終了後、展示室で答え合わせをしながら解説をしました。