【7月1日開催】 バイオミメティクス市民セミナー (第67回) – 『視覚センシングとロボット制御の高度化』

ロボットには多くのセンシング技術が利用されています。なかでも視覚センサは人や生物の眼に相当する役割を担っています。ロボットが周囲の環境を認識したり、その状況に応じて適切に動作するために不可欠なセンサであり、ロボットの場合はカメラやレーザなどを用いた光学センサなどが使われます。
本講演では、視覚情報を活用したロボット制御の実際について、産業用ロボットや人間支援型ロボットの高度化が進む状況に触れながら解説します。また、バイオミメティクスに関わる話題として、研究室で取り組んでいる二足歩行ロボットの研究を紹介します。視覚センシングを効果的に利用した歩行制御についてお話します。

講師紹介
小田尚樹(おだなおき)千歳科学技術大学 理工学部電子光工学科 教授
1970年 愛知県出身
1998年3月慶応義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻博士課程修了
1999年千歳科学技術大学助手
2001年同大学専任講師
2007年4月より同大学准教授
2013年4月より教授
現在に至る
各種ロボットのモーションコントロール、及びロボットビジョンに関する教育研究に従事
IEEE、電気学会、日本ロボット学会、精密工学会、計測自動制御学会等の会員

日時

2017年7月1日(土)13:30 ~ 15:30

講師

小田尚樹 千歳科学技術大学 理工学部電子光工学科 教授

会場

北海道大学総合博物館 / 1F「知の交流」
札幌市北区北10条西8丁目

主催

北海道大学総合博物館

共催

科学研究費 新学術領域「生物規範工学」
高分子学会北海道支部

協賛

千歳科学技術大学バイオミメティクス研究センター