【9月28日】ホームカミングデー2013 in 北大総合博物館

北海道大学では、9月28日(土)に、本学同窓生などををキャンパスにお招きして交流を深めていただき、本学の今を知っていただく「北海道大学ホームカミングデー2013」を開催しました。

総合博物館では、昨年度と同様に北大ミュージアムクラブMouseion * の学生達が展示解説を行いました。また、植物標本庫のバックヤードツアーを実施しました。

【展示解説】

「氷の海の民のお話」 、「原子から身近な物質へ」 、 「魚類の進化と不思議な形態」 、「総合博物館の古生物」と題した展示解説には、多くの卒業生やさまざまな年代の来館者の方が熱心にご参加下さいました。解説終了後にも質問や感想をお寄せ下さり、展示室で和やかな交流の場が生まれました。準備を重ねてきた解説者達に大変励みになるお言葉を多くいただきました。ありがとうございました。ミュージアムクラブの1年生が、今後自分達が解説する日を思い描きながら先輩の解説をサポートしました。
 
 


*北大ミュージアムクラブMouseionは、2011年度の大学院共通授業;「博物館コミュニケーション特論」を受講した大学院生達が発足させた総合博物館を拠点に活動する北海道大学の学生グループです。 総合博物館が活動を支援しています。現在は学部1年生から大学院生まで、20数名の学生が所属しています。ミュージアムマイスターの一部も参加しています。発足した2011年度より毎年北大元気プロジェクトに採択され、大学から支援を受けて活動しています。


【植物標本庫のバックヤードツアー】

バックヤードツアーでは、札幌農学校2期生の宮部金吾博士が始めた植物標本庫へと当博物館?橋英樹教授が皆さんをご案内しました。

ナフタレンの匂いが充満する室内には、博士の時代から現代まで受け継がれてきた植物標本が何台ものキャビネットに収蔵されていました。途中で匂いに耐え切れず、ギブアップする方も・・・。

参加者からは植物の分類方法について質問がされ、?橋先生が丁寧に解説しました。