【12月6日】　「サイエンスパークｉｎ北海道大学」開催

ノーベル化学賞 鈴木 章先生と見て、触れて、楽しみ、学ぼう！「2014サイエンスパークｉｎ北海道大学」

サイエンスパーク（主催：総合博物館、北海道大学）が12月6日に開催されました。

北海道大学フロンティア応用科学研究棟１階 セミナー室を会場として、道内の小学生30名と保護者を招いて、鈴木章名誉教授、川端和重副学長、津曲敏郎総合博物館長、工学研究院山本靖典特任准教授と一緒に鈴木-宮浦クロスカップリングの実験を行いました。総合司会をミュージアムマイスターの久保田彩さん（理学院修士1年）と山内彩加林さん（水産学部2年）が務めました。参加した小学生は、鈴木先生へ「ノーベル賞を受賞したときの気持ち」や、「研究で失敗したときの挫折からの克服」など率直な思いや疑問を質問していました。鈴木先生は、「ノーベル賞をいただいたことは嬉しいが、研究で自分が疑問に思ったことがわかったことの方が嬉しかった」、「研究を続ける上で、失敗や挫折を恐れてはいけない」など質問する小学生達に優しく応えていました。参加者一人一人に鈴木先生から修了証が授与され、最後に全員で記念撮影を行いました。

その後、ミュージアムマイスター2名が、参加者を総合博物館に案内してノーベル賞関連展示について展示解説しました。


主催者挨拶　川端和重副学長


山本靖典特任准教授による鈴木-宮浦クロスカップリングの解説


実験キットを使ってカップリング反応を体験する小学生親子


会場内で直接指導する鈴木章名誉教授（右）とサポートするマイスターの山内彩加林さん（左）


会場の雰囲気を盛り上げるミュージアムマイスターの久保田彩さん


失敗を恐れずにチャレンジする重要性を小学生に伝える津曲敏郎館長


ミュージアムマイスターに先導され、総合博物館のノーベル賞コーナーで展示解説を聞く参加者達