【7月6日 開催】 「バイオミメティクス市民セミナー (第19回) − “バイオテンプレートと構造機能材料”」

バイオミメティクス市民セミナー(第19回)

「バイオテンプレートと構造機能材料」

が開催されます。

植物の葉や茎にみられる組織や微生物の構造は、大変魅力的です。自然によって「自己組織的」に作り上げられた規則的な高次構造であり、人工的に作製した構造材料よりも、はるかに機能的にみえます。

また、種類や部位によって、実に多様な構造がみられるのにも感心してしまいます。

普段、材料化学の研究は、ある特定の機能の発現を目的として、最適な分子・高分子やその組織化構造を設計します。

ですから、自然界のナノ・マイクロ構造をみると、いつもとは逆に、様々な使い道が思い浮かび、わくわくするのです。

今回のセミナーでは、そんな自然界の興味深くもまた機能的な構造を鋳型(バイオテンプレート)としたあたらしい材料づくりと工学的な応用展開について紹介します。

ポスター(PDF)

日時

2013年 7月 6日(土) 13:30〜

講師

鎌田 香織

(東京工業大学 フロンティア研究機構 ERATO彌田超集積材料プロジェクト
バイオテンプレートグループ グループリーダー)

会場

北海道大学 総合博物館 知の交流コーナー