【8月3日 開催】 「バイオミメティクス市民セミナー (第20回) − “発生遺伝学とバイオミメティクス”」

バイオミメティクス市民セミナー(第20回)

「発生遺伝学とバイオミメティクス」

が開催されます。

 

生物は、複雑な構造や機能を低いエネルギーコストで見事なまでにつくり上げてきました。

生物がもつ機能や構造に加え、その形成過程も学び、つくり方まで模倣するというのが、今後のバイオミメティクスのひとつの方向性ではないでしょうか。

生物の複雑な形づくりのための“レシピ(手順書)”は、遺伝子の中に書かれています。

遺伝子の突然変異などを利用し、形づくりの材料を変えたり、レシピの一部を変更したりすると、できあがってくる生物の形も変化します。

その変化の過程を観察し、形づくりのレシピを明らかにしていこうというのが“発生遺伝学”です。

本セミナーでは、昆虫の微細なクチクラ突起構造のつくりかたについて紹介したいと思います。

 

ポスター(PDF)

日時

2013年 8月 3日(土) 13:30〜

講師

木村 賢一(北海道教育大学 教育学部 教授)

会場

北海道大学 総合博物館 知の交流コーナー