【11月1日 開催】 「バイオミメティクス市民セミナー (第35回) − “モノづくりとバイオミメティクス”」

バイオミメティクス市民セミナー(第35回)

「モノづくりとバイオミメティクス」

が開催されます。

自然界に存在する生物は、生きるためにさまざまな機能を身につけています。

その多くは、特別な材料を使うことなく微細構造をもつことで機能を発現しています。

たとえば、蛾の眼の反射防止機能、蓮の葉の撥水機能などです。私たち人間が、この微細構造をまねて生活に役立つ商品を実用化するには、モノづくりの技術が必要不可欠です。従来、私たちは、多くの工程や高温高圧の条件を必要とするモノづくりを用いてきました。

今後、自然を守りながら、私たちが永続的に発展していくためには、省エネルギーと機能発現を両立できるモノづくり革新が必要です。その一つの解として、自然現象に存在する水滴の自己組織化現象を応用した、常温常圧の単一工程で微細構造を実現した新しいモノづくりを紹介させていただきます。

また、生物と同様に企業も環境変化に順応し生き残るために何が必要か、そういった事例も織り交ぜながら皆様と未来のモノづくりについて語り合いましょう。

ポスター(PDF)

日時

2014年11月 1日(土) 13:30 〜

講師

山崎 英数

(富士フイルム株式会社 R&D統括本部生産技術センター 統括マネジャー)

会場

北海道大学 総合博物館 知の交流コーナー