【8月2日 開催】 「バイオミメティクス市民セミナー (第44回) −「環境とイノベーション : 農工医連携によるフィールドデータサイエンス」
バイオミメティクス市民セミナー(第44回)
「環境とイノベーション : 農工医連携によるフィールドデータサイエンス」
が開催されます。
地域の豊かな植物資源
世界の植物の種数は23万5500種から50万種といわれ、その多くの種の化学成分は未知の状態であると考えられている。
薬用にできる植物の割合は約1割の4万から5万種と推測されている。
日本には5千から6千種の維管束植物が自生しており、そのうち600種が有用植物と考えられることから、さらなる植物の薬用利用には効率的な植物資源の発掘戦略が重要である。
総務省SCOPEによる助成研究として、知的認識データベース「ルピナス(Lupines)」による未利用植物資源の発掘を進め、地域の豊かな植物資源の利用研究を行っている。
未だに治療法が解明されていない疾病に対する治癒力を高める植物を補完薬用植物とみなし、それらの潜在能力を判定するための品質評価を実施している。
今回は環境とイノベーションという大題目でフィールドデータサイエンスについて紹介したい。
日時 | 2015年 8月 2日(日) 14:00 〜 16:00 |
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講師 | 渡邊高志 ( 熊本大学 薬学部 薬用資源エコフロンティアセンター・センター長 / 高知工科大学 地域連携機構・連携研究センター ・補完薬用資源学研究室・室長) |
会場 | 紀伊國屋書店 札幌本店 1階インナーガーデン (札幌市中央区北5条西5丁目7番地 sapporo55ビル) |
サイン会のお知らせ | 市民セミナー終了後に渡邊先生のサイン会を予定しています。 会場でも著書を販売しますが、既にご購入の方も著書ご持参の上、奮ってご参加下さいませ。 |