【2月6日開催】 「バイオミメティクス市民セミナー (第50回) −「バイオミメティック材料の開発:微粒子が拓く省エネルギー型ものづくり」

バイオミメティクス市民セミナー(第50回)

「バイオミメティック材料の開発:微粒子が拓く省エネルギー型ものづくり」

が開催されます。

空気と液体の界面に微粒子を吸着させることで気泡や液滴を安定化させる、省エネルギー型のしくみを利用している生物がいます。

例えば、胞子や種子を泡の表面に吸着しやすい微粒子状にし、泡に吸着させ、より遠方まで運ばせるしくみをもった植物がいます。

また、自らが排出する液滴の表面を固体粒子で覆うことで、ねばねばの液体を団子状にして、自身の体や巣の内壁に液体が濡れ広がらないようにし、巣の中を清潔にたもち溺死しないようにする昆虫がいます。

本講演では、生物が創り上げたこのしくみと工学を融合することで機能性材料の創出を行う研究について紹介させていただきたいと思います。

ポスター(PDF

日時

2016年2月6日(土) 13:30 〜 15:30

講師

藤井 秀司(大阪工業大学工学部応用化学科 准教授)

会場

北海道大学学術交流会館/第3会議室(札幌市北区北8条西5丁目)