【9月1日開催】 バイオミメティクス市民セミナー (第81回) – 『北海道とバイオミメティクスを考える その5 花、美、武士道とバイオミメティクス』

北海道から青年たちは旅立った、武士道とキリスト教と自然探求

新渡戸稲造は日本の近代で、かつあらゆる分野で、国の内外を問わず最も激動の時代に生きた人物です。しかし騒がしいこの世からの視点とは別の高い視点から人間社会を見つめていました。本質を大事にしながらも、現実には柔軟に対処いたしました。
明治27年(1894年)に現在の札幌市中央区南4条東4丁目に開設され、昭和19年(1944年)まで50年の長きに亘って続いた札幌遠友夜学校にそのエッセンスが表れています。

高橋 大作(新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会)

学歴
1971年  中央大学法学部法律学科卒業

職歴
2013年-現在  「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」設立、副会長に就任(現在は一般社団法人)
2008-2013年  三ツ輪商会株式会社
2007-2008年  啓成産業株式会社
2000-2007年  丸和産業株式会社
1973-2000年  ユタカ産業株式会社

全天周の美

プラネタリウムなどのドームで見られるのは当然のごとく天文系の映像が主流です。しかし、ドームをアートやエンターテインメントの表現の場として利用することが近年増えてきました。ドームで上映した作品の一部をご覧いただき、最近どんなことが起きているのかをご紹介します。

馬場 ふさこ(映像作家)

プロフィール
WebでFlashと出会うことによりムービーによる表現活動を始める。
山野草を主人公にしたアニメーションムービー作品を手始めに、モアレやシンメトリックをスタイルとして心象表現や美しく情感豊かな映像を追い求める。
現在はFlowing wall<ゆらぎの壁>を想わせるアンビエントな映像やフルドーム映像の創作を手がけ、独自な作品を発表し続けている。流れるテーマは「心を遊ばせる」「脳内散歩」など、想像力を心地よく刺激し緩やかな時間を創造すること。
2002年より、WebやTV番組のCG制作、またイベントでインスタレーション的な企画を通して表現活動を継続。
2006年、池袋サンシャインコニカミノルタプラネタリウムで、クリスマス企画としてプラネタリウム作品を上映したのをきっかけに、全天周映像制作での表現活動が多くなる。
2008年より毎年Sapporo City Jazz@ホワイトロックのドーム映像を手がける。
秋吉敏子ピアノトリオ、渡辺貞夫グループ2009、日野皓正ライブ始め、数々のジャズアーティストのライブアンビエントを担当。
Tokyo Designers Weekは2010年から参加し、ドームで行われるイベントに対応したアンビエント映像の制作。
2012年にはDome Scenery~全天周映像の世界というプログラムで作品上映、作家のスペシャルトークにも参加した。
2014年にはライブショーでコラボレーションした。
また2012年にはUSで開催されたDomeFest2012に出品し、Finalist12に選ばれた。
2015年ドイツ、Jena FulldomeFestival2015でBlaue Blume Award 受賞。
以後、オーストリア、スイス、スペインなど各地のフルドームショーで上演。
2016年に、さっぽろホワイトイルミネーション西八丁目のクリエイティブドームシアターでも好評を得た。
2017年9月から小樽芸術村 旧三井銀行小樽支店の天井にプロジェクションマッピングを常設展示。
今年はアメリカのメーコンフィルムフェスティバルにオフィシャルセレクションとして上演が決まった。
その他、日本テレビの岡本太郎特番「明日の神話」などテレビ番組のCG制作、プラネタリウム作品のCG参加実績も多数ある。

日時

2018年9月1日(土)13:30 ~ 15:30

講師

高橋 大作(新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会)

馬場 ふさこ(映像作家)

会場

北海道大学総合博物館 / 1F「知の交流」
札幌市北区北10条西8丁目

主催

北海道大学総合博物館

共催

高分子学会北海道支部

北海道大学電子科学研究所

特定非営利活動法人バイオミメティクス推進協議会

協賛

千歳科学技術大学バイオミメティクス研究センター